この記事の要点
- 第62回PT・OT国家試験は2027年2月21日(日)に筆記、翌22日(月)に口述・実技。第29回ST国家試験は2月20日(土)に実施される
- PT・OTの願書受付は2026年12月14日(月)〜2027年1月4日(月)。STは2026年11月16日(月)〜12月4日(金)で締切が早い
- 合格発表はPT・OTが2027年3月23日(火)14時、STが3月26日(金)14時に厚労省サイトで行われる
厚生労働省は2026年(令和8年)9月1日付で、第62回理学療法士国家試験および第62回作業療法士国家試験の施行を公告しました。筆記試験は2027年(令和9年)2月21日(日)、口述試験・実技試験は2月22日(月)です。同日付で第29回言語聴覚士国家試験の施行も公告され、こちらは2027年2月20日(土)に実施されます。
事実の整理——日程・試験地・手続き
試験期日。理学療法士・作業療法士の筆記試験は2027年2月21日(日)、重度視力障害者を対象とする口述試験・実技試験は2月22日(月)です。言語聴覚士は2027年2月20日(土)の実施で、リハ3職種の国家試験が同じ週末に連続する日程になっています。
試験地。PT・OTの筆記試験は北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県の8地区、口述・実技試験は東京都のみ。STは北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の6地区です。試験会場は受験票送付時に案内され、会場に関する事前の問い合わせには応じられないとされています。
受験手続。PT・OTの受験書類の受付期間は2026年12月14日(月)から2027年1月4日(月)まで。郵送先は理学療法士国家試験運営本部事務所(作業療法士は作業療法士国家試験運営本部事務所)で、年末年始を挟む短い期間に受付が集中します。願書に添える写真は出願前6か月以内に撮影したもので、学校・養成施設または運営本部事務所等で本人確認を受ける必要があります。一方、STの受験書類は公益財団法人医療研修推進財団への提出で、受付期間は2026年11月16日(月)から12月4日(金)まで。PT・OTより1か月以上早く締め切られる点に注意が必要です。
合格発表。PT・OTは2027年3月23日(火)14時、STは3月26日(金)14時に、厚生労働省ホームページの資格・試験情報のページに受験地と受験番号を掲載して発表されます。卒業見込みで出願した場合、PT・OTは2027年3月11日(木)14時までに卒業証明書等を提出しなければ受験が原則無効となる点も、養成校の教員・実習指導者は押さえておきたいところです。
現場への意味——指導者・養成校・当事者それぞれに
臨床実習を受け入れている施設にとって、この公告は「最終学年の実習生が本格的な国試モードに入る時期の確定」を意味します。願書受付が12月中旬、筆記が2月下旬という流れは例年どおりですが、STの願書締切(12月4日)だけが早いことは、多職種の学生を預かるバイザーほど混同しやすいポイントです。また、既卒で再受験を考えている人は、願書配布・提出の窓口が職種で異なる(PT・OTは国家試験運営本部事務所、STは医療研修推進財団)ことを含め、早めに書類の準備を始めるのが安全です。
なお、受験資格・提出書類・受験に伴う配慮(弱視用試験・点字試験等)の詳細は公告本文に細かく規定されています。出願にあたっては、下記の厚生労働省の公式ページで必ず原文を確認してください。
